
シニア犬のシャンプー頻度と選び方
シニア犬のシャンプーケア|やさしく清潔を保つための完全ガイド
シニア期に入った愛犬の皮膚は乾燥しやすく敏感です。本記事では、シャンプーの頻度目安、シニア犬に配慮した洗い方、低刺激成分の選び方を紹介。THE MATE TOKYOのスキンケアシャンプーの特長や実際の飼い主レビューも掲載しています。
はじめに
愛犬がシニア期に入ると、毛並みや皮膚の状態、体力に少しずつ変化が現れてきます。「昔と同じようにシャンプーして大丈夫かな?」「もっとやさしいケアが必要かも」と感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
犬は一般的に7歳前後からシニア期と言われます。皮膚が敏感になり、体力も落ちてくるため、シャンプーも若い頃と同じやり方では負担になることがあるのです。ここでは、シニア犬にやさしいシャンプーケアの考え方と、THE MATE TOKYOのシャンプー成分を踏まえたおすすめポイントをご紹介します。
シニア犬の皮膚と体の変化
- 皮膚が乾燥しやすい: もともと人の約3分の1ほどしか厚みのない犬の皮膚。シニア期にはさらに乾燥やかゆみが出やすくなります。
- バリア機能の低下: 刺激に弱くなり、炎症や赤みが起こりやすい状態に。
- 体力の低下: 長時間のシャンプーやドライヤーは大きな負担に。
- 関節や筋肉の衰え: 立ち姿勢がつらくなり、洗う体勢にも工夫が必要です。
シャンプー頻度の目安
基本は月1回程度。汚れが気になる場合でも、2〜3週間に1回が目安です。ただし、皮膚疾患がある子は必ず獣医師にご相談ください。
また、体調がすぐれない時や全身シャンプーが難しい時は、部分洗いやグルーミングスプレーを活用するのもおすすめです。
シニア犬を洗うときの工夫
- 泡タイプでスピーディーに: 泡立て不要なので短時間で洗え、摩擦も少なく皮膚にやさしい。
- お湯はぬるめで: 熱すぎると乾燥を悪化させます。ぬるめが安心。
- 無理のない体勢で: マットを敷いたり座らせたりして、足腰に負担をかけない。
- すすぎはしっかり: 首回りや脇のすすぎ残しは皮膚炎の原因に。
- ドライは弱風+休憩: 自然乾燥は菌の繁殖を招きやすいためNG。弱風でこまめに乾かしてあげましょう。
THE MATE TOKYOのシャンプー成分について
安心の全成分開示
水、ラウロイルアスパラギン酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、酒粕エキス、トウミツ、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-50、ポリクオタニウム-7、コカミドメチルMEA、コカミドDEA、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、BG、クエン酸、クエン酸Na、ペンテト酸5Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、オレンジ油
成分の特徴
- アミノ酸系(ラウロイルアスパラギン酸Na): 低刺激で保湿力が高く、敏感肌にやさしい
- ベタイン系(ラウラミドプロピルベタイン): マイルドな洗浄力でふんわり仕上がる
- 酒粕エキス・トウミツ: 天然由来の保湿成分で乾燥を防ぐ
- ポリクオタニウム類: 被毛をなめらかに整え、静電気を防止
飼い主さんの声(レビューより)
14歳のおばあちゃんわんこに優しいものをと購入しました。泡なので洗いやすいし、ほのかな柑橘系の香りがとても良かったです。オーガニックで安心なので、これからはこまめにシャンプーしてあげようと思います。
まとめ
- 頻度は月1~2回を目安に、無理をさせないこと
- 短時間で終えられる泡タイプがおすすめです
- 低刺激・保湿力のある成分を選ぶこと
年齢を重ねた愛犬にとって、シャンプーは「負担」ではなく「心地よいスキンシップの時間」であってほしいもの。
THE MATE TOKYOのスキンケアシャンプーなら、シニア犬にも安心して使え、飼い主さんにとっても洗いやすい一品です。
参考文献
- American Kennel Club (AKC). “How Often Should You Bathe Your Dog?”
入浴頻度は犬種・生活で変動。ぬるめの水・十分なすすぎ/乾燥など家庭ケアの基本。 - 山﨑真大 ほか「犬の表在性膿皮症:治療指針ならびに今後の検討課題」『日本獣医皮膚科学会雑誌』23(3):127–134, 2017.
耐性対策を踏まえ、表在性膿皮症での局所療法活用と診療手順を整理。 - Miller, W.H., Griffin, C.E., & Campbell, K.L. Muller and Kirk’s Small Animal Dermatology, 7th ed. Saunders Elsevier, 2012.
小動物皮膚科の標準。シャンプー療法(抗菌・角質調整・保湿)の位置づけを網羅。 - Bellows, J. “Common physical and functional changes associated with aging in dogs.” JAVMA, 2015.
高齢犬にみられる皮膚の菲薄化・乾燥など加齢変化の概説。 - Hillier, A., Lloyd, D.H., Weese, J.S., et al. “Guidelines for the diagnosis and antimicrobial therapy of canine superficial bacterial folliculitis (SBF).” Veterinary Dermatology, 2014. doi:10.1111/vde.12118
細胞診・培養に基づく診断と、局所/全身療法の使い分け指針。 - Draelos, Z.D. “The science behind skin care: Cleansers.” Journal of Cosmetic Dermatology, 17(1):8–14, 2018. doi:10.1111/jocd.12469
(ヒトデータ)シンデット系は石けんよりバリア障害が少ない傾向—低刺激洗浄剤選択の根拠に。