犬用シャンプーブランドスタッフが教える、成分から考えるシャンプーの正しい選び方

犬用シャンプーブランドスタッフが教える、成分から考えるシャンプーの正しい選び方

みなさん、愛犬のシャンプー選びに悩んだことはありませんか?ペットショップやAmazonでも本当にたくさんのシャンプーが販売されており、どれが我が家のワンちゃんにおすすめなのか迷いますよね。実は、適切なシャンプーを選ぶことは、愛犬の健康と美しさを守るための大切なポイントなんです。今回は、シャンプーの成分に注目して、愛犬にぴったりのシャンプーの選び方をご紹介します。

犬の皮膚って人間とどう違うの?

まずは、犬の皮膚の特徴を知ることから始めましょう。

・犬の皮膚はちょっとアルカリ性(pH7.0〜8.0)
・人間よりも薄くて敏感
・犬種によって被毛の質や量がさまざま
こんな特徴があるため、人間用のシャンプーは犬には適していません。ワンちゃん専用のシャンプーを使うことが大切なんです。人間よりも敏感であるのは意外ですよね。

シャンプーの成分、実はこんなに重要!

犬用シャンプー

では、どんな成分に注目すればいいのでしょうか?市販されているシャンプーに使用される主な洗浄成分とその特徴を見ていきましょう。先にお伝えするとどの成分にもメリットとデメリットがあるため、愛犬の目的にあったものを選ぶことが重要です。

アミノ酸系:優しさNo.1

代表的な成分は
ラウロイルサルコシンTEA、ラウロイルアスパラギン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンNa

特徴は、保湿力が高くて低刺激。敏感肌のワンちゃんにおすすめ!長期仕様でも皮膚への負担が少ない点が安心です。
常的なケアや、皮膚トラブルが気になる犬におすすめですね。
THE MATE TOKYOのシャンプーもこのジャンルに入ります。

タウリン系:しっとり洗い上がり

代表的な成分は
ラウロイルメチルタウリンNa、ココイルメチルタウリンNa

特徴は、低刺激なのに洗浄力が高い。しっとりとした洗い上げ理も特徴。泡切れがよくすすぎやすいと。脂性肌のワンちゃんや、アウトドア活動後の汚れが気になる時に効果的です。

タンパク質系:ツヤツヤ被毛に

代表的な成分は
ウロイルシルクアミノ酸Na、ウロイルシルクアミノ酸Na、ココイル加水分解コラーゲンNa

毛並みを整えてツヤを出します。被毛の補修効果も期待でき、長毛種のワンちゃんにぴったりです。ショーに出るような犬や長毛種の美しさを引き立てたい時に最適です。

高級アルコール系:強力洗浄タイプ

代表的な成分は
ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na

洗浄力の高さと豊富な泡立ちが特徴ですが、ちょっと刺激が強め。油性の汚れにも洗浄力を発揮するため、汚れがひどい時の緊急事態用かも。特に汚れがひどい場合や、短時間での洗浄が必要な時に使用します。ただし、頻繁な使用は避けましょう。

ベタイン系:マイルドな洗浄力

代表的な成分は
コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン

刺激が弱くて保湿力が高い。被毛のゴワつきを軽減します。他の洗浄成分とも組み合わせやすい成分と言われています。あらゆる犬種に適していますが、特にデリケートな肌のワンちゃんにも安心。

愛犬の肌タイプ別、おすすめシャンプー選び

犬用シャンプー

さて、ここからが本番です。愛犬の肌タイプに合わせて、ぴったりのシャンプーを選びましょう。犬種によっても肌タイプは大きく変わりますのでぜひご自身の愛犬を思い浮かべながら読み進めていただければと思います。

乾燥肌・敏感肌のワンちゃん

アミノ酸系やベタイン系のシャンプーがおすすめ。優しく洗えて保湿効果も高いんです。代表的な犬種はチワワ、フレンチブルドック、シーズーなど。これらの犬種は、短い被毛や皺の多い皮膚を持つものが多く、皮膚が乾燥しやすかったり、アレルギーを起こしやすい傾向があります。

脂性肌・ニオイが気になるワンちゃん

タウリン系や高級アルコール系(たまに使う程度)のシャンプーを選んでみてください。洗浄力が高いから、ニオイもスッキリ!代表的な犬種はラブラドール・レトリーバー、柴犬、ビーグルなど。活発で屋外での活動を好む傾向がありワンちゃんたちで、皮脂の分泌が多かったり、独特の体臭があることも多いです。ちなみに我が家は柴犬ですが、この独特の体臭がたまらなく好きなんですけどね。。

長毛種・ツヤを出したいワンちゃん

タンパク質系やベタイン系のシャンプーが良さそう。毛並みを整えてツヤツヤに仕上げてくれますよ。代表的な犬種はトイ・プードル、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア。長く柔らかい被毛を持ち、定期的なグルーミングとケアが必要です。被毛の美しさを保つためには適切なシャンプーの選択が重要です。THE MATE TOKYOで販売しているトリートメントとセットでケアいただくとさらにおすすめです。


成分以外にも、液体タイプか泡タイプか?容器や剤の出方は使いやすいか?などもシャンプー選びのポイントになります。アレルギー体質などで不安な方は獣医師やプロのトリマーさんにも相談するなどして選んでくださいね!

THEMATE TOKYOのシャンプー成分と特徴について

犬用シャンプー

THE MATE TOKYOのシャンプーはアミノ酸系とベタイン系をバランス良く配合しており、タンパク質系成分でツヤ出し効果もあります。幅広いワンちゃんに使っていただきやすいように低刺激の成分を選んでいます。洗浄力にとにかくこだわりたい方や、肌トラブルで薬用系を選択したい方は、該当するシャンプーを選んでいただくことも大切ですね。

またパラベンなどの防腐剤や石油由来成分などを含まない無添加処方となっていますので、長く使っていただける安心品質のシャンプーになっていますよ。
※9つの無添加(石油由来成分、パラベン、合成香料、着色料、遺伝子組み換え成分、動物由来原料、アルコール、シリコーン、鉱物油)

まとめ:愛犬に最高のシャンプーを

シャンプー選びは愛犬への大切なケアの一つ。成分をよく確認して、あなたのワンちゃんにぴったりのシャンプーを見つけてくださいね。

犬用シャンプー


よくある質問

Q1: シャンプーの頻度はどのくらい?
A1: 基本は月1〜2回くらい。でも、ワンちゃんの生活環境によって変わるので、獣医さんに相談するのがベストですよ。

Q2: 人間用シャンプーでダメなの?
A2: ワンちゃんの肌には合わないので避けましょう。皮膚トラブルの原因になっちゃいます。

Q3: 洗浄成分の種類で選び方が変わるの?
A3: そうなんです!乾燥肌にはアミノ酸系、脂性肌にはタウリン系、長毛種にはタンパク質系がおすすめ。愛犬の肌タイプに合わせて選んでくださいね。 さあ、今日からあなたも愛犬シャンプーマスター!ワンちゃんとの楽しいバスタイムを過ごしてくださいね。

この記事を書いた人:キクチヨ

THE MATE TOKYOのブランド運営スタッフ。愛犬2匹と愛猫1匹とのんびり郊外暮らし。商品開発担当としてTHE MATE TOKYOブランドを盛り上げ中。記事執筆に挑戦。元カメラマン、アウトドア好き。

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