
犬は飼い主の言葉を理解している? MATE(愛犬)にありがとうを伝えよう。
「わんちゃん、いつも側にいてくれて本当にありがとう!」
「〇〇(犬の名前)ちゃん、うちの子になってくれてありがとうね!」
みなさん、普段から愛犬に対して「ありがとう」を伝えていらっしゃいますか?
かくいう私も喋りかけることは多くても「ありがとう」まで伝える機会はなかなか少ないのが実情です。 全身で信頼を表現して側にいてくれる愛犬たちに、定期的に感謝の気持ちを伝えていきたいですね。
ここで、何人かの飼い主さんはこう思ったのではないでしょうか?
「うちの子は言葉を理解しているのか?」「”ありがとう”と言って通じているのか?」
そこで今回は、わんちゃん(犬)がどのくらい人間の言葉を理解しているのか、また感謝を伝えることに意味があるのか?について調べてみたいと思います。
この記事を読むことで、MATE(愛犬)との絆をより一層深めるきっかけになれればとても嬉しいです。ぜひ最後までお読みください。
犬は飼い主の言葉を理解している?

結論から言うと、犬は人間の言葉をある程度理解していると言われています。
しかし、それは飼い主が思うよりも複雑で、私たちが発する言葉の表面的な意味だけを理解しているわけではありません。
ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学の研究チームが行った実験によると、犬は 言葉の意味だけでなく、話し方からも感情を読み取っている ことが明らかになりました。
この実験では、MRIを使って犬の脳の活動を測定しました。その結果、犬は 褒める言葉 を聞くと、 脳の報酬系 と呼ばれる部分が活性化することがわかりました。さらに、 優しい口調 で話しかけられたときは、 言葉の意味に関係なく 脳が活性化していました。
つまり、犬は「いい子だね!」や「よしよし」といった言葉の意味を理解しているだけでなく、飼い主が優しい口調で話しかけていること自体にも喜びを感じているのです。
引用元:Andics et al. (2016). Neural mechanisms for lexical processing in dogs. Science, 353(6303), 1030-1032.
つまり、犬が理解しているのは、言葉の背後にあるトーンやボディランゲージ、そして過去の経験からくる連想です。
たとえば、「散歩に行こう!」という言葉を聞いたとき、犬は「散歩」という単語そのものを理解しているのではなく、飼い主の明るい声のトーンや、手に持ったリードやいつも使うお散歩バックを見たときに「今から散歩に行くんだ!」という状況を理解すると考えられています。
犬が言葉以外で理解していること
犬は言葉そのものよりも、以下の要素から飼い主の意図を読み取る能力に長けています。
・声のトーン
・表情
・ボディランゲージ
・ジェスチャー
・匂い
・過去の経験
これらの要素を通じて、飼い主さんの感情や言葉の意図を理解しようとします。
たとえば、飼い主さんが笑顔で「ダメ!」と言った場合、犬はその言葉の意図をポジティブなものとして受け取る可能性があります。
しかし、同じ言葉でもしかめっ面や激しい口調で言われた場合は、犬はそれを警告や叱責として理解することになります。
犬の言葉の理解度を深めるための方法

犬が言葉の理解度をさらに深めるためには、私たち飼い主側が 意識的にコミュニケーション をとることが大切です。
例えば、
・短い言葉で話しかける
・ジェスチャーを交える
・一貫性のある言葉遣いをする
・ポジティブな言葉をかける
などを心がけましょう。
「おすわり」や「待て」などの指示語だけでなく、「ごはん」「お散歩」「遊ぶ」など、 犬にとって身近な言葉 を積極的に使ってみましょう。
また、言葉だけでなく、 表情やボディランゲージ も効果的です。笑顔で話しかけたり、優しく撫でたりすることで、犬はあなたの気持ちをより理解することができます。
「ありがとう」を伝える時には、精一杯の優しい表情と気持ちのこもった温かい声、そしてボディータッチと一緒にすることで、わんちゃんにとって「ありがとう」が気持ちのいい言葉であると伝わっていきます。
愛犬に「ありがとう」と伝えることの重要性

「ありがとう」という言葉は、人間関係において感謝の気持ちを伝える上で非常に重要です。
しかし、それは犬との関係においても同じことが言えるのかもしれません。
犬は人間の感情に非常に敏感であり、飼い主の愛情や感謝の気持ちを理解することができます。
みなさんも、「辛い気持ちで落ち込んでいる時にいつも以上に体を寄せて慰めてくれた」、
「良いことがあって嬉しい気持ちの時になんだかワンちゃん自身も笑顔が多い」など、
思い当たる経験があるのではないでしょうか。
私たちは、愛犬に「ありがとう」と伝えることは、犬との絆を深める上で非常に大切なことなのではないか?と考えています。
また、実際に愛犬に感謝の気持ちを伝えることは、様々な良い効果をもたらすと考えられます。
ここでは3つの良い効果についてまとめています。
安心感を与える
感謝の言葉は、犬に”安心”感と”安定”感を与えます。
犬は飼い主の愛情を感じることで、心理的な安定を得ることができます。
信頼関係を築く
感謝の言葉は、犬との信頼関係を築く上で重要な役割を果たします。
犬は飼い主からの愛情と感謝を感じることで、より一層飼い主を信頼するようになるでしょう。
飼い主さん自身の幸せ
「ありがとう」と感謝の気持ちを発することで、聞き手である犬だけでなく飼い主側にとっても幸福感を高める効果があると考えられています。
アメリカの心理学者、ロバート・エモンズとマイケル・マカローの感謝の気持ちと幸福感の関係についての研究では、日々の生活の中で、意識的に感謝の気持ちを持つことで、私たちの心はより満たされ、幸福感が高まるということが示唆されています。
引用元:Emmons, R. A., + McCullough, M. E. (2003). Counting blessings versus burdens: an experimental investigation of gratitude and subjective well-being in daily life. Journal of personality and social psycho 1 logy, 84(2), 377–391.
【体験談】我が家の愛犬に「ありがとう」を伝えてみた
記事を執筆しながら、「うちの子は、ありがとうと伝えた時にどんな気持ちを抱いているのだろう?」と気になったので、筆者の愛犬に「いつもありがとうね」と伝えた時の様子を観察してみることにしました。
結論は、まだ理解していないという様なそぶりでこちらを見つめる、というなんともな結果に。
ただ、しきりに耳を傾けて何かを伝えようとしているのか?というそぶりは見せていたので、目一杯の愛情と共に定期的に「ありがとう」を伝えて、「ありがとう」が愛犬の安心感につながる言葉になっていければいいなと感じました。
ぜひみなさんも試してみてくださいね。
まとめ:愛犬との絆を育むために
今回は、犬がどのくらい人間の言葉を理解しているのか、そして愛犬に「ありがとう」と感謝を伝えることの重要性について解説しました。
この記事を参考に、日頃から愛犬に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
愛犬に「ありがとう」と伝えることは、あなたと愛犬の関係をきっとより豊かにしてくれるはずですよ。
The Mate Tokyoでは引き続き「MATEにありがとう」をコンセプトに持ったブランドとして、商品や企画でみなさまのサポートをし続けていければと思います。

この記事を書いた人:キクチヨ
THE MATE TOKYOのブランド運営スタッフ。愛犬2匹と愛猫1匹とのんびり郊外暮らし。商品開発担当としてTHE MATE TOKYOブランドを盛り上げ中。記事執筆に挑戦。元カメラマン、アウトドア好き。